彼は米国のCornell UniversityとCollege of Physicians and Surgeons in the New York Cityの学位を得た眼科医で、病院勤務中には多くの手術をしましたし、眼鏡の処方もしていました。
眼科医として尊敬されており、後輩の指導をし、他の医師達の相談役でもありました。
‘発見’は 30年間のリサーチの集積でした。
人工のレンズがまだ作られていなかった100年前は、白内障でレンズ(水晶体)が曇ると、レンズ(水晶体)を取り出したまま縫い合わせたそうです。傷が癒えると目の焦点を合わせる訓練をし、読書を可能にしたとのこと。
尚、焦点を合わせる筋肉は不随意筋であるため、リラックスをした状態でのみ活動することが実験で確かめられました。
彼は早い時期から屈折のエラーについての疑問を抱き、「将来、良い方法を見つけなければならない」と云い、ついにそれを発見したのです。
視力を回復した人が自分の友人達を次々に指導して視力回復の輪を広めていったことは有名です。
注 屈折とは、目に入る瞬間の光がある角度で曲がって、その進路を変更することです。 屈折は、角膜と水晶体とで2度起こります。